自分の将来が不安で仕方ない、今の仕事もずっと続くかわからない、新しく仕事が見つかるかもわからないなど、これからくる未来に対して深い悩みを持たれている方もいることでしょう。
時代の変化、景気の悪化、働き方の変化の渦中にいる私たちが安心して過ごせる状況はどうやったら作れるのでしょうか。
ひとつの選択肢として、私が今思うことをお伝えしていきますので、何かの役に立てればと思います。
将来の見通しが立たない・・・
- 今の仕事をずっと続けている姿が想像できない
- 給料が安くて生活ができない
- 契約期間が決まっていてこの先が不安
- 結婚したいが年収が低くて踏み出せない
など様々な悩みや不安があると思います。
将来しっかり生活できている姿が見えなくなってしまい、毎日が憂鬱だ・・・という人もいますよね。年齢を重ねていくと現実的な視点が切り開かれていき、若いころに描いた夢や希望よりも、漠然とした不安であったり、この先どうなるのかといった現実的な問題のほうが先に気になるようになるものです。
これは誰もが経験することですし、自分だけに起こっていることではないことをまず理解してください。不安な気持ちは誰しも抱えています。
これから何をするべきなのか、本当に食べていけるのか、今の仕事を続けていて大丈夫なのかなど、時に大きな暗闇が襲って来ます。不安が襲うこと自体は問題ではないのですが、悩んだままで動かないのは大きな問題と言えるので注意してください。
これから転職も難しくなる
景気回復のニュースがたまに流れていますが、このサイトの他記事でもお伝えしているように景気回復どころか、今後日本の経済成長はないと思っているほうがいいと言えます。不景気はまだまだ続きますし、回復の見込みも立っていませんから、今より厳しい世の中になっていくことを覚悟しておいてください。
とりあえず今の仕事が不満だから転職でもしてみようかな・・・なんて通用しない社会になっていきますし雇用自体がどんどん減っていきます。ロボット産業の活発化により「人」ではなくていい立場は、ほぼロボットに任されることになっていくでしょう。転職して給料が上がるなどは考えにくく、転職自体もよほど能力がある人間でなければ必要とされなくなっていきます。
正社員として働くことは果たして安定なのか？
仕事さえ安定しそうなものを選べば、今後は安心なのかというと違います。正社員としての雇用自体も減ってきていますし、「正社員」という立場でさえも安心と言えなくなってきた世の中です。大手企業も大人数のリストラを実施している程ですからね。若いうちならやり直しはききますが、家族ができ、子供ができ、歳を重ねてしまっていると次なる選択肢が減っていきます。そうなるとかなり厳しいですよね。
日本全体が経済成長することはないと言われている時点で、雇用形態がどうであったとしても安定とは言えないことを今のうちから感じておく必要はあります。
「常識」を疑ってみる
じゃあどうしたらいいのか？となりますが、時代が変化するのであれば時代に適応する柔軟性が必要です。
もはや正社員が安定とは言えない時代、一つの会社に雇われることが正解とは言えない時代となりました。今まで常識と言われてきたことが非常識となり、非常識とされてきたことが常識化する。そういう流れが押し寄せています。
大事なことは時代の流れに逆らわないことです。
逆らっても勝てるはずもありませんから、うまく乗りこなす必要があるんです。当たり前が当たり前でなくなるような状況で求められるのは、あなたの柔軟性と実行力です。
安定した仕事に就くのではなく、安定した「働き方」を選ぶこと
安定、安心を思うと不思議と正社員が頭に浮かぶものですが、大手上場企業の正社員でさえも安心と言えない時代となりました。大手企業がなくなってしまうとは今は想像ができませんよね。そんなはずがない、と思いたいものです。
私が様々なビジネスセミナーに参加してみたり、儲かっている経営者の方々の助言から学び、今思うことは、最も安定する方法は収入の柱をもう一つ作るということです。正社員であり、尚且つ収入源がもう一つあるとすれば、安定度合は増していきますよね。そういった状況を作ることが今抱えている将来への不安をかき消し、楽しい毎日を送れる道へつながる方法だと思います。
こういった考え方というのは今まで非常識とされており、決して推奨されるようなことではありませんでした。しかし今からは違います。時代の変化に適応する力が必要です。
正社員で副業が禁止されているのであれば、副業禁止対策を、副業で何ができるかわからないのであれば副業の種類と取り組み方を、知ることからすべてが始まります。情報化社会と言われるくらい「情報」は集めることができますからね。
これからの時代、安定した未来を作る唯一の方法は収入源をもう一つ作ることだと私は確信しています。
