サラリーマンが本気で取り組むべき副業時代

景気回復という空気がぼんやりと流れています。将来的な動きを見ると全くそのような兆しはありません。一部ボーナス支給率があがっているとの記事は見たことがありますが、景気回復とは言い難い状況です。

サラリーマンの平均年収は年々減少しており、年収600万円を初めて超えるのが現状では45歳以上です。今の20代から30代が同じように600万円を超すことができるのかというと正直かなり厳しい状況にあります。

ゆでガエル現象を回避する

ゆでガエル現象とは何かご存知ですか?カエルが冷たい水が貼った鍋の中に入っています。弱火で少しずつ加熱しても、最初のうちは変化に気付きません。少しずつ熱さを感じますが、最初は冷たい水に入っていたし大丈夫だろうとリスクを考えない。

そして時がたって、いよいよ熱湯になります。あれ?と気が付き始めますが、その時にはすでにゆでガエル状態(抜け出せない状況)になっている、という有名な話です。ビジネスの世界ではよく用いられています。

これは現状のサラリーマンの姿を移しているような実にわかりやすい例え話です。

今の20代30代は、正直危機感が全然足りないと感じます。政治や景気の動向にあまり興味がない人が多いのでしょう。未来予測が出来ていない人がほとんどです。

毎月の給料が入っているからか、なんとか生活できているからか、皆そうだから、と、全く危機感を感じられません。親の生活水準当たり前だった昔と、あなたが生きている今は、時代が違うことを再認識してください。

親の世代は生涯賃金約4億円。今の20代30代の生涯賃金がいくらかご存知ですか?

2億円です。実に半分の金額。すべての生活水準が半分になるとどれだけ貧しいか想像がつくことでしょう。

親世代(50代以上)は当たり前に車があり、当たり前に20代で一軒家を買い、当たり前に子供が3人程養えた時代です。

その状態でも生活できていました。

今では同じ水準で生活しようとすると「収入」が全く足りません。年収は下がるのに消費税、その他税金は上がり、支出が増えてしまう

ボーナスも昔ほどもらえず、給料も毎年上がりにくくなっている。近年、給料が上がったという言葉、聞いたことがありますか?私は、まったく耳にしていません。そしていざ生活に困りだして慌てふためき、抜けだす策を考え出すのです。

ところが、時すでに遅し。これが立派な「ゆでガエル現象」と言えます。

そうならないようにと、様々な場所で情報提供が行われています。ところが問題の本人は、いまだに大丈夫だと思い込んでいるのです。それがのちのち、ゆであがる原因なんです。

我慢しないでいい毎日のために

頑張る毎日の中に、プラスで3000円自由に使えるお金があったらどうかイメージしてください。

  • ランチは1000円余裕で支払える
  • 急な飲み会代を気にしなくていい
  • 弁当持参する必要なし
  • 好きな時に節約せずコンビニで買い物できる
  • 水筒持参する必要なし
  • 後輩にご飯をご馳走できる
  • 終電を気にせず飲んでタクシーで帰れる

など、毎日に3000円あるだけでこんなにも生活にゆとりが持てます。毎日3000円×30日=9万円。

たった9万円を毎月の収入にプラスされるだけで、これだけ我慢をする必要性がなくなります。

約10万円として考えて、十分副業で稼げるレベルの金額です。

副業するかどうか迷っている暇はない

多くの人が、自分が問題に対面しなければ対処を考えようとしません。だからいつも忙しく、チャンスがつかめないのです。今、副業が必要だと考えている人は全体の4割超です。しかし、取り組んでいる人、すなわち実行に移している人はまだまだ少ないのが現状。

何事もそうですが、考えることは簡単です。

実行していなければ何も変化はありません。意識があるだけましですが、行動しなければ現実化することはありません。

毎月10万円欲しいなというただの願望のまま、結局手に入らずに我慢しながら生きていくことになります。

迷うことができるということは、実行できる証ですよね。今から30分でアフリカへ行けと言われても誰も迷いません。不可能なので迷うことができません。

実行できることだから、初めて「迷う」という選択肢が出てきます。迷うぐらいなら始めたほうがいいです。これから副業は本当に必要です。

あなたはゆでガエルにならないように今すぐ抜け出してくださいね。

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