平日の夜にできる仕事がないか探していた時に出会ったのがコールセンターの仕事でした。
調べたことのある人はご存知かと思いますが、コールセンターのアルバイトには大きく分けて2種類あります。
受電と架電、簡単に言うと電話を受けるのか、かけるのかの違いです。
受電の仕事はコールセンターでお客さんからの問合せを受ける形で基本的にクレーム対応はなし。(ブラックなところだとあるかもしれませんが…)
架電の仕事は新規のお客さんを開拓するための電話、アポイントを取り付けたり、何かの申し込みをさせたりします。
この内容からして受電の方が明らかに楽そうだと思って探したのですが、全然求人がなくてあっても女性でないとダメだとか、フルタイムに近い出勤じゃないとダメだとか制約が多くて副業としては選べませんでした。
なので、結果的に架電の仕事をやることになったわけです。
管理される中お客さんに電話を掛け続けること数百件…
コールセンターの架電は数打ちゃ当たる戦法です。
電話を掛けてトークスクリプトという営業トークの文章を読み上げていく。いずれ当たりを引いて成約に至るというものだから初心者でも大歓迎なわけです。
私がやっていたのは個人宅に大手の光回線をオススメする仕事だったわけですが電話をかけ続けるのは正直かなりきついものでした。
電話をかける際に架電履歴がパソコン上に残っていて誰が何時何分にかけてどういう結果だったかが表示されます。
ガチャ切りされたとか、怒られたとか、不在だったとか…まあいろいろです(笑)
電話をかける先なんて何十人もの人間がいっせいに電話していけばすぐに尽きるわけで、そうなると少し間をおいて同じところに電話をかけることになるんですよね。
前回ガチャ切りされたところなんてかけたくない。でも、飛ばすとばれるから飛ばせない。
「頼むから留守であってくれ」と念じながらも相手が出てきたときの恐怖感はたまらないものがありました(笑)
しかも、さらに厄介なことに履歴に嘘が書かれていることが多々あって、クレームにしてしまったのに社員に言うのが嫌だからとただ断られたとだけ書いていたり…で、そこに電話したら「もう電話するなって言ったのになぜまた電話して来るんだ!」と鬼のように怒られて大変だったのを覚えています。
みんなバイトだから責任感がなく、お客さんとか他のバイトのことなんて考えもせずに自分が助かるために手段を選ばない卑劣な環境でしたね。
ばれない可能性は高いかもだけど
仕事上がりの2~3時間と土日どちらかの勤務、時給1,000円という条件で確か半年は働いたかなと思います。
一時期5万円を超える収入になったこともありましたが、平日の夜は時間が読めないことも多くトータルではたいした稼ぎにはなりませんでした。
そのせいか会社にばれずに済んだのはよかったかなと思います。
コールセンターは接客と違って会社の人と顔を合わせる危険性がないのもあって余計にばれにくいですよね。
ただ、あれだけの精神的苦痛を強いられて時給1,000円。
お金は欲しくて仕方なかったですけど時給1,000円のためにビクビクしながら個人宅に電話して怒られて、社員に偉そうに言われながらヘーコラヘーコラ働くのは本当に嫌でした。
2ヶ所コールセンターで勤めて気付いたのは、社員が変に偉そうで盛り上げようとするのが気持ち悪いこと、長く勤めている人ほど変な人が多いということでした。まあ、まともな神経してたら個人宅に電話して押し売りなんてできませんからね(笑)
同じコールセンターでも受電なら違ったのかもしれませんが、電話をかけるコールセンターの仕事はやらない方がいいと思います。
月5万くらいなら十分アフィリエイトで稼げます。
変なアルバイトやって苦しむくらいならその時間をアフィリエイトに使ってみてはどうでしょうか?